茨城県
筑西市。はて、どんな場所だろうか?打ち上げまで時間もあるし市内を散策してみた。行ってみてすぐ目に飛び込んできたのは筑波山。市内の大半は高低差の無い田んぼだからどこからでも筑波山を見ることが出来る。「筑西」も「筑波山の西」という意味らしい。川が流れ、田んぼがあり、山を望む。これぞ日本の原風景で歩いていて実に気持ちがいい。さらに散策するとなんと放牧されている牛に出くわす。酪農までしてるんですか!すごいぞ筑西市(^ω^)!
そろそろ観覧場所を決めよう。打ち上げ場所は小貝川の東側川岸。メインの観覧場所は西側に位置する「道の駅 グランテラス筑西」。有料観覧席が設置されていることからここで間違いないだろう。難点は打ち上げ場所から遠いこと(直線距離で500m超)。前述の通り市内の大半はさえぎるものが無い田んぼのためどこからでも観覧できるはずだ。もっと近い場所から観覧してもいいのだが(それこそ打ち上げ側の東側とか)花火大会のプログラムを見る限りほぼ全てが音楽付き花火だ。メインの観覧場所以外にスピーカーが設置されている保証は無い。なので今回は「道の駅 グランテラス筑西」に隣接する歩道上から観覧することにした。ここならBGMも聞こえてくるはず。
18時5分。定刻通り打ち上げ開始。近くにスピーカーがあるようでBGMも問題なく聞こえた。打ち上げを担当する煙火店は2社ー森煙火工場と山崎煙火製造所。いずれも茨城県の煙火店で土浦花火大会の常連組だ。打ち上げ場所は2カ所で下流側を森煙火、上流側を山崎煙火が担当するようだ。若干距離は感じるが間にさえぎるものは無いので・・・と、ここでちょっと誤算が。目の前に大きな看板があって花火の一部が隠れてしまうことが判明。まあしょうがないか(^ω^;)
正味1時間の開催時間での1万5千発なので花火はテンポ良く打ち上げられた。ミュージックスターマインあり、尺玉の早打ちありで時間はあっという間に過ぎていく。しばしば目にした
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山崎煙火製造所
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山崎煙火製造所
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山崎煙火製造所
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山崎煙火製造所
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山崎煙火製造所
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山崎煙火製造所
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森煙火工場
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森煙火工場
市内全域が観覧エリアなのでメイン会場に観客が集中しないのも好印象。潔くBGMを切り捨てることが出来るのなら打ち上げ場所(東側の川岸付近)の近くから観覧するのもありだろう。本日が南東の風であったことからも東側から観覧するのは悪い選択肢では無かったはずだ。
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山崎煙火製造所
ほぼ定刻通り19時過ぎに花火は打ち終わった。早々に荷物をまとめて下館駅に向かう。しばらくは群衆の中を歩いていたが少し早歩きするとすぐに追い抜いて静寂の中駅までたどり着くことが出来た。19時45分発小山行きの電車に乗車。プラカードを手にした駅員が駅前に何人かいたのでもうしばらくすると混雑するのかもしれない。暑すぎず、寒すぎず、夏の花火大会のように体力を消耗すること無く観覧することが出来た。