第43回綾瀬市商工会青年部花火大会

観覧日時2019年8月24日(土)
19:30~20:00
天候晴れ
主催綾瀬市商工会青年部
下車駅相鉄線
海老名駅 バス20分
観覧場所神奈川県綾瀬市
綾瀬市民文化センター周辺

神奈川で尺五寸玉(15号玉)が上がる花火大会があると聞いた。綾瀬市商工会青年部花火大会。かつて東京湾大華火祭でも尺五寸玉は上がっていたが2015年をもって休止。それ以来花火大会で尺五寸玉を見る機会もめっきり減った。というわけでしばらくご無沙汰だった尺五寸玉を神奈川県綾瀬市で見ることにした。

綾瀬市と言えば市内に厚木飛行場を抱えていることでも有名(厚木市には無い)。飛行場が作られるくらいだからもともと起伏が少なく比較的平らな地形が多い。花火打ち上げ地点も畑のど真ん中らしくフラットな地形であることに加え周囲に高い建物が無いのでどこからでも観覧できるらしい。今回は事前の下調べの時間が無かったためオーソドックスに綾瀬市役所周辺から観覧することにしよう。

相鉄線海老名駅に到着。目的地の綾瀬市役所へはここからさらにバスに乗り換えて向かう。海老名駅のバスターミナルはそこそこ規模が大きく発着場所が複数ある。綾瀬市役所へのバス路線は経路が異なるいくつかの路線がありそれぞれ発着場所が異なる。「次のバスはどの発着所から出るのかな?」右往左往しているうちに乗り逃がしてしまったりする。ええい、こうなったら一番人が並んでる発着所に並ぼう。しばし待つことバスがやってきた。1回で乗り切れるか不安だったが何とか立ち席で乗車することが出来た。

バスが発車する頃には既に日は暮れて夜のとばりが落りてきた。住宅街を縫って進んでいたときは順調だったものの目的地の綾瀬市役所に近づき大きな車道に出たとたん渋滞に巻き込まれる。そりゃ今日は花火の打ち上げ日だし道も混みますわな(;^ω^)。もうちょい早くに来るべきだったかな。

終点の綾瀬市役所に着いた頃ちょうど花火が上がり始める。ここから見てもいいけどせっかくだからもうちょい近づいてみるか。花火を横目に見つつ歩道沿いに歩いて行くと突然警備員に止められる。どうやらこの先は保安距離内のため立ち入り禁止のようだ。車道は通行できるけど歩道はギリギリ規制線にひっかかるらしい。さてどうしよう。道の反対側の歩道は通行できるけど横断歩道がある場所まで戻るのもかったるい。ここから観覧するか。車道から外れ、綺麗に円弧を描く規制線沿いに進んでいく。

いい感じに空き地が見つかったのでここに三脚を立てて撮影することにした。後ろに人もいないし立ったまま撮影しても問題あるまい。名物は尺五寸玉。尺五寸の大きさを実感するには前後の花火も含めて動画で撮影するのが一番だろう。ものは試しと4K動画で撮影してみる。しばらく観覧しているとやや離れた場所にいる集団が突然カウントダウンを始めた。直感的に尺五寸玉の打ち上げと悟る。三脚のグリップを握りしめ打ち上げに備える。予想以上に高くまで上がった尺五寸玉は夜空に大輪の花を咲かせて散っていった。打ち上げ成功である。その後フィナーレのスターマインが上がって花火大会は無事終了した。

  • 尺五寸玉(15号玉)は9分4秒に打ち上げ
    SS:1/60 F値:4.0 ND4 ISO:AUTO(MAX6400) W/B:白熱電球 Exp:0 PictureStyle:オート
    MIC:EOS Kiss M内蔵MIC 動画:4K(24P)

帰りは行きのルートを逆にたどり市役所からバスで海老名駅に向かった。もっと混雑を予想していたがバスが意外とさくさく来てくれたおかげでさほど待つこと無く乗車することが出来た。身近な場所で大玉が上がる花火大会があったことに驚きつつ家路に就く。