第16回こうのす花火大会


観覧日時2017年10月8日(日)
18:00~20:00
天候晴れ
主催鴻巣市商工会青年部
煙火店-
下車駅JR高崎線線
鴻巣駅 徒歩20分
観覧場所埼玉県鴻巣市
糠田運動場(荒川河川敷)
パンフレット

2017年の花火大会はなかなか天候に恵まれない。第16回こうのす花火大会も雨予報を受けて翌日の10月8日(日)に延期することが決定された。花火打ち上げ時間帯には晴れる予報だったが観覧場所が水はけの悪い河川敷であること、そして去年失敗している四尺玉の打ち上げに万全を期すためか前日の夜のうちに延期が決定された。

一方で土浦花火大会は延期されず10月7日(土)に開催された(土浦のメインの観覧席は桟敷席で水はけがいい)。本来なら同日開催だった二大会。こうのす花火大会だけが一日延期されたことで土浦と鴻巣の両方を堪能できた人も大勢いたのではないか。

比較的近場にありながら三尺玉・四尺玉があがるこうのす花火大会は録音のテスト環境に申し分ない。早速レコーダーとマイクを持参して会場に向かった。

18時から開会式が始まっているが三尺玉・四尺玉があがる鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)はラスト20時前に上がる。19時半に会場入りすれば十分間に合うだろう。というわけで今回も19時ちょっと前に鴻巣駅到着。ここから20分程度歩けば会場に到着するはずだ。

いつものモニュメント
毎度おなじみ四尺玉のモニュメント

日中は夏を思わせる陽気だったが夕方になるとさすがにやや冷えてきた。とはいえ例年ほど寒いわけでは無い。観覧中は羽織る物が1枚あれば寒さは十分しのげるだろう。

何度も行き来した道だから地図が無くてもたどり着く。毎年おなじみの無料エリアに到着したけど今年も人多いなぁ・・・。一日延期したから観客数はガクッと減るかと思いきや、例年とそんなに変わった印象は受けない。観客数がさほど減らなかったのは今年は翌日の月曜日まで三連休であること、開催日がずれたことで土浦観覧組が流れ込んできたからかもしれない。

観覧場所を確保しよう。会場の配置は去年とほぼ変わらず。売店の位置も去年とほぼ同じ位置だしスピーカーの位置も去年と同様後方にずらされていて聞きとりにくい。今年はおまけにスピーカーから絶えずノイズが聞こえてくる・・・。ちょっと変わったのは観覧場所の区切り。紐では無くオレンジ色のシートで区切られるようになった。しかも入り口(シートの切れ目)が少ないから観覧場所に入れる場所を見つけるのが難しい。ま、シートになって、これを乗り越える観客が減ったから観覧中に目の前を横切られることが少なくなったことはいいことか。というわけでほぼ例年通りの場所を確保して観覧開始。通路から十分離れた場所なら2,3人は優に座れる場所がごろごろしてるのもこうのす花火大会のいいところだ。

録音機材は片貝の時とほぼ同じ構成。片貝の時は左マイクの音量が小さくなるという不具合が確認された。その後家に戻ってテストはしてみたが現象は再現せず。原因不明のまま今回に至る。念のためのとマイクプリアンプで一部コンデンサの容量が左右チャンネルで違っていたのでそれを厳密に同容量に調整。ただこれが原因とは思えない。

いよいよラストの鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)というところで危険エリアに人立ち入りとのことで打ち上げが中断される。なんか毎年こんな展開じゃないですかね?20時になりようやく打ち上げ開始。まずは尺玉のワイド打ちから始まる。そしてまずは三尺玉の打ち上げ。これは無事開発。大音響をとどろかせて星が尾を引いて地に垂れていく。録音機のレベルメーターをチラ見したけど大丈夫、ちゃんと許容範囲内に収まってるぞ。その後も間断なく打ち上げは続く。三尺玉以降は尺玉もより気合いが入ったものが打ち上げられる。時差式花火まで上がってるぞ。そしていよいよラストの四尺玉。去年は無情にも打ち上げに失敗し地上で大爆発してしまった。打ち上げ用の筒も損壊してしまい今年新たに作り直したのだとか。実行委員会から簡単な挨拶が読み上げられる。そしていざカウントダウン開始。3・2・1・打ち上げ!太い尾を引き四尺玉は漆黒の夜空を上っていく。そして見事に開発。小割など一切無いシンプルな四尺玉だったがそれは四尺玉の復活を最優先させた関係者の心意気と見るべきだろう。さて、レコーダーのレベルメーターを見てびっくり。四尺玉開発でレベルオーバーするギリギリ手前までレベルが迫っていた。同じ録音設定で片貝の四尺玉はもう少し余裕があったはず。鴻巣の方が打ち上げ地点に近かったか、あるいは気象条件が影響したか。

四尺玉も2年ぶりに打ち上げ成功。貴重な録音データも取れたことだし帰路に就きますか。毎年のことながら細い路地に観客が集中するため無料観覧席からの脱出はかなりの時間を要した。21時05分発小田原行きの列車に乗車。これにてこうのす花火大会の観覧無事終了。

早速家に帰ってから録音データを確認してみた。うーん・・・、やはり片貝のときと同じように左チャンネルの音が落ちてるな。ん?そうこうしてるうちに音が震えてきたぞ。そして四尺玉が打ち上がる頃には左チャンネルは問題無く所定の音量に回復してしまった。分からん、何が起きてるのかさっぱり分からん・・・。

使用機材一覧
写真-
映像TOSHIBA A5529T
レンズ
フィルタ
-
レコーダーPMD670
マイクWM-61A改
入力ライン入力
録音方式ステレオAB録音
録音レベル4.0
level controlmanual
ATT-10dB
ウインドシールド茶こし+ストッキング
備考ドレイン側定電流回路を使用。
基板上でATTを-10dBに設定した。

一言コメント

旅の落書き帳です。記念に一言どうぞ。

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