第23回赤川花火大会

観覧日時2013年8月17日(土)
19:15~21:00
天候曇り時々晴れ
主催第21回赤川花火大会実行委員会
(社団法人鶴岡青年会議所内)
煙火店-
下車駅JR羽越本線
鶴岡駅 徒歩25分
観覧場所山形県鶴岡市
赤川河畔
パンフレット

毎年8月10日に開催されてきた赤川花火大会。それがなんと今年から8月の第三土曜日に開催されるようになった。決して他地域からのアクセスがいいとは言えない鶴岡で、しかもほとんどの年が平日に開催されるとなれば必然的に観覧の難易度は高い花火大会になってしまう。そんな行きたくてもなかなか行けない赤川花火大会が遂に今年から土曜日固定開催となる。

赤川花火大会は過去二回観覧している。いずれも仙台から高速バスで鶴岡エスモールに向かった。このルートで現地に到着するのは16時台。今回は撮影は携帯のカメラのみと簡素なことから(いつも使ってたデジカメは壊してしまった・・・)もっとのんびり現地入りしようと思ってる。というわけで今回は特急いなほに乗って新潟経由で行くことにした。このルートでの現地入りは17時台となる。

今夏の天候はどうも芳しくない。隅田川花火大会も諏訪湖祭湖上花火大会も開始早々ゲリラ雷雨に遭遇して大会初の途中中止になってしまった。天気予報によると赤川花火大会は雨に降られることは無いようだが念には念を入れていつでもすぐに撤収できるよう収録は携帯のカメラのみにした。天候が怪しくなってきたら収録は一切やめるつもりである。

17時半、定時通り鶴岡駅到着。徒歩で会場に向かう。初の土曜日固定開催ということで混雑を懸念していたが例年とさほど変わらない印象を受けた。この時間に会場入りしても一人二人分のスペースなら余裕で取れる。

過去二回は左側の無料観覧席から観覧したので今回は右側の無料観覧席から観覧してみる。会場右側は左側に比べさらに混雑度は低い。結構大きなスペースが残ってる。土曜日固定開催になってもこのまったり感が残ってるのが赤川花火大会のいいところ。ちなみに右側の無料観覧席はすぐ目の前の立ち入り禁止区域に小型のホーンスピーカーが何個か設置されていた。以前左側の無料観覧席で観覧したときは結構高くて立派そうなスピーカーが置いてあって「さすが赤川、音響にまでこだわっている」と感動した覚えがある。右側は以前からホーンスピーカーだったのかな?もっともホーンスピーカーでもアナウンスやBGMは十分聞こえる。

19時15分。定刻通り花火の打ち上げ開始。赤川と言えば例年風が吹かず滞留する煙に幾度となく悩まされてきたことで有名。今年も天候こそはもったもののその代償なのか風がほとんど吹かず煙が立ちこめる。赤川ではお約束の「煙パタパタ」で煙が掃けるのを何度も待つためプログラムの進行は徐々に遅れ始める。公式アナウンスでは21時終了予定だがまず時間通りに終わることは無い。帰りの電車やバスの時刻が決まっている人は要注意である。

赤が花火大会は10号割物2発とデザイン花火の部門からなる競技花火大会だが競技の合間にミュージックスターマインがいくつか開催される。そのなかでもラストを飾る「エンディング」ではなんと二尺玉が複数個打ち上げられた。二尺玉はほぼ真上で開発し、その盆は背後にまで達しようとする勢いである。二尺玉は神奈川新聞花火大会、長岡花火大会、片貝祭りで何度も見てきたがここまで接近して見た記憶は無い。二尺玉の迫力に大満足。

花火が終わったとは鶴岡で一泊してから次の日曜日に18切符を使ってのんびりと旅を満喫しながら帰ることに。これも土曜日固定開催になったから出来るようになったこと。より多くの人に観覧の機会が増えた8月第三土曜日固定開催を歓迎したい。

割物花火の部
  • 昇曲導付四重芯変化菊
    変色八方咲
    No.11 野村花火工業
  • 昇り曲導付四重芯変化菊
    昇り曲導付三重芯錦冠菊
    No.15 新田煙火店
  • 昇曲付四重芯変化菊
    甘~い「おとめ心」
    No.23 山崎煙火店
  • 昇曲付四重芯変化菊
    マドンナブルーの華
    No.24 紅屋青木煙火店
デザイン花火の部
  • 段咲きしぐれ~華の舞
    No.19 太陽堂田村煙火店
  • LOVE FIRE~幸せの形~
    No.20 片貝煙火工業
  • 光の楽園
    No.21 マルゴー
スターマイン
  • 市民花火「Discover Hanabi 2013」
    紅屋青木煙火店
  • エンディング「輝け!響け!未来へ、翔け!」
    伊那加工堀内煙火店
鶴岡駅
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